こんにちは。
スタッフのなりあいです。

今回は
「なりたい」よりも「なる」をテーマに
お話したいと思います。

最近、私の姪は
「おとなになったら」とよく言っています。

大人になったら
赤くてかっこいい車を運転したい
祖母のようにお料理上手になりたい等
夢はどんどん膨らむばかり。

その後、姪は
ただ夢を伝えるだけでなく
「よし、れんしゅうしなくっちゃ！」と言って
私の助手席でエア運転をしたり
ままごと道具でごちそう作りに励んだり
ただ「なりたい」だけでなく「なる」ために
彼女なりの行動を取り始めたのです。

前に何かの記事で
読んだことがあるのですが

人は「なりたい自分」を追求し
目標を達成しようと努力をするが
本当の成長とは「なる」ことにある。
例えば、美容師になりたい。
そのために技術を学び、資格を取得。
ただ、それで終わりにせず
「なりたい」から「なる」ことに焦点を当て
美容師としての実務経験の中で
コミュニケーション能力の向上を図ったり
新しいスキルを習得するために努力したりして
結果、美容師として成長し、夢を実現した
というように、ただ夢を語るだけでなく
実現するため、行動を伴うことが必要だ

というような内容でした。

まさに姪も、「なる」ために
行動しているんだなと思うと
それを無意識にしている子どもの能力って
本当にすごいと思います。

確かに「なりたい」は
未来の理想像や目標に焦点を当てるもので
素晴らしいとは思いますが
その目標に達成するまでの過程が見えづらく
それが焦りやプレッシャーに変わって
不安やストレスになってしまうような気がします。

一方、「なる」は
今の自分を重視し、成長の過程を楽しめる
つまり、目標を達成することだけでなく
日々の成長に喜びを感じることができます。

私自身、何事も「なりたい」気持ちばかりで
「なる」ための努力が足りなかったな…と
気付きを与えてくれました。

姪の「なる」という行動力を側で支えつつ
私も「なりたい」で終わるのではなく
その目標に向かう過程を
日々積み重ね、成長を楽しみながら
「なる」に焦点を当てて過ごしていきたい
と感じた出来事でした。