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ありがとうだけで終わらせない

かわかみ
2023.8.14

こんにちは。
スタッフのかわかみです。

先日、息子からかけられた言葉に
嬉しくなり心が温まったのと同時に
気付かされたことがありましたので
書かせてもらいたいと思います。

息子からかけられた言葉は
「母ちゃんは、話を最後まで
聞いてくれるから優しい」でした。

以前、ブログにも書きましたが
私は元々、自分にとって興味の持ちにくい話題には
早々にシャッターを下ろしてしまう癖があり
話をじっくり“きく”ということが苦手です。

ただ、人といい関係を作ったり
自分の成長のためには
興味がないと感じたとしても
人の話をじっくり聞くということは
直していきたいところだと思っています。

なので、シャッターを下ろさないように
気をつけている私にとって
息子からかけられたこの言葉は
自分が少しは成長できていると気づけて
すごく嬉しいものでした。

そこで素直に「ありがとう」と彼に伝えたのですが
それに対しての返事が
「え~それだけ?俺のことも褒めてよ」だったのです。

そう言われてふと気づいたのは

彼はただ嬉しかったから褒めたのではなくて
自分も褒めて欲しかったから
言ったのではないかということです。

子どもは、自分の思いを
ストレートに言ってくれるので
こうやって気がつくことができますが
大人になると、自分を褒め欲しいから
あなたを褒めたなんてことは
面と向かって言うことはきっとないのだと思います。

でも、そういう気持ちって少なからず
大人にもあるのかもしれませんよね。

ふと思い出したのが
仕事の場面でも、ありがたいことに
褒めてもらえることがあるのですが

今までは「そんなことないですよ」と
つい、謙遜の言葉で終わってしまっていましたが
もしかしたら、そんな思いがあるのなら
勿体無いことをしていた気がします。

せっかくいい言葉をもらったなら
相手のいいところを、こちらも返す方が
いいコミュニケーションができますよね。

そんな風になれるためには
いつも相手のいいところを
見つめる関わりが大事だなと
改めて気づくきっかけになりました。