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伝えたと伝わったは違う?

てらど
2023.6.26

こんにちは。
事務員のてらどです。


今回は、相手に分かりやすく
正確に伝える為に
大切だなと感じた出来事について
お話しようと思います。

先日、通帳の住所変更が必要になり、
銀行へ行った時のこと
それなりに順番をまち
自分の番になって、
まず言われたのが

『住所変更の手続きでしたら
銀行にいらっしゃらなくてもアプリからもできますよ』

ある程度待っていたので
この一言は
そういう方法もあるという
単なるお知らせをしてくれたのか

手間だから
アプリで手続きをして欲しいという意味なのか
どちらを受け止めていいのか分からず
結局後者だと思って
その場で手続きすることなく帰ることにしました。

やや、モヤっとしながら
ふと、私自身も普段、
訓練生さんと関わる上で
どうなのだろうと疑問が湧きました。

こんな風に、どう受け止めたらいいのか
曖昧な表現をしてないだろうか?
良かれと思った声かけが
悪いように受け止められてないだろうかと。

そこで、そんな不一致が起こらないために
伝え方について、本やネットで見てみると
そこには、ポイントとコツがいくつかあるようです。

まずポイントは2つ、
・上手く話そうとして【自分が何を伝えるのか】ではなく
【相手に何が伝わったか】に意識を向けること。

・相手に寄り添って伝えるために
【伝えるタイミングに気を配る】こと。

コツは3つで、
・【相手の価値観を理解する】こと。
自分の価値観を相手とのコミュニケーションに持ち込むのではなく
相手には相手の価値観があることを意識する。

・結論を言いっぱなしにするのではなく
なぜそうなのかという【根拠】も考えること。

・相手の立場で考え、
【相手が聞きたいことが抜けていない】こと。

これらを踏まえて、例えば銀行で順番を待っていた時
アプリの紹介をしたいという気持ちだったなら

『お待たせいたしました。
せっかくお越しいただいたので
窓口でもできますし、
1人でゆっくりお手続きされた方が良ければ
アプリからもできますが、いかがなさいますか?』

というふうに伝えると、
相手の状況を考えて、
せっかく来て待っていることも
理解していることを伝えた上で
銀行へ行かなくても
アプリでもできるという情報を伝えることが
できたのかなと思いました。

人と関わる上で
伝えることが日々難しいと感じますが
ポイントやコツを取り入れながら
伝えることが大切だなと
改めて感じる出来事になりました。