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気にするべきは言われ方じゃない?!

かわかみ
2023.6.12

こんにちは。
スタッフのかわかみです。

前回のブログで書かせてもらいましたが
私は嫁ぎ先のブドウ畑の世話をしています。

そのブドウが今
出荷の最盛期を迎えているのですが

出荷して初めて知ったのは
毎朝6時30分頃から当番に
出ないといけないということ。

当番の仕事は、検査を受けた
何百箱もあるブドウの箱を
指定された場所に陳列するという
中々ハードなものです。

ある日いつも通りに
早朝から当番の仕事をしていたら
検査員の方に呼び止められ
「ブドウの箱詰め、もう少し綺麗に並べて」と言われたんです。

突然の指摘に
朝一で小言を言われた…。
こっちは朝の子どもの支度もできないで
当番に出てるのに…。とムッと思ってしまったのですが

そこで私が実践してみたのが
以前にえすみの研修で聞いた

指摘を受けたときに心掛けるべきは
どう言われたかではなく
何を言われたかに焦点をあてることです。
つまり、変えられない
過去の出来事(相手の言い方)ではなく

“きれいに並べて”
の言葉に目を向けなきゃ!と
自分に言い聞かせて、まずは検査員さんには
「すみません、次からは気を付けます」と謝ってから
当番の仕事に戻ることにしました。

そうすると不思議なんですが
さっきまでムッとしていたことはすっかり忘れ
きれいに並べるために今の自分には
何が必要なのかを考えることができたんです。

その時の私の脳内はこんな感じ

①私にとってのきれいと
   検査員さんのきれいは違うんだ。
②なら、どんな並べ方がきれいなんだろう。
③…分からない。
④だったら他の人の並べ方を見てみよう。

そう思った私は、その日のうちに
並べ方を改善のするため
他の人のブドウの並べ方を見て研究するという
アクションをすぐに起こすことができました。

もし私がこの指摘を受けたときに
言われた内容ではなく

朝一、出会い頭に注意された…。と
言われ方にいつまでも囚われていたら

また叱られるのが嫌だから
当番なんて出たくない…。と
マイナスなことしか思い浮かばず
改善の機会を逃していたと思います。

でも、そうではなく

えすみに言われたとおりに
言われた内容にだけ目を向けてみたら

さっきまでは嫌なおじさんだった検査員さんが

私の出荷したブドウが
検査で不合格にならないように
親切に教えてくれた
すごく優しいおじさんなんだと
感謝の気持ちが芽生えてきました。

今後も色々な場面で
指摘をいただくこともあると思いますが
それを全て自分の成長に
繋げるためのものにするために
どう言われたかじゃなくて
何を言われたかに
これからも目を向けていこうと
思えた出来事なのでした(^^)