なぎらです。

私の人生観を変えた、書籍の紹介をします。
喜多川　泰著　「君と出会えたから・・・・・・」

絶対手に入れると、
情熱を絶やさず行動し続けても
かなわなかった夢など、あるだろうか？

それが本当に到達したい場所ならば、
誰もがそこに必ず到達することができる。

あなたが生きている限り。

私は、この本を読んだとき、手術を受け自宅で療養中でした。
ほんの少し前まで、日々めまぐるしく過ごし、必ず明日はあると信じていた・・・
それが、病気とともに大きく崩れた時でした。

物語は、主人公の高校生の男の子と女の子の会話で進められていきます。

将来に対する漠とした不安を抱えながらも、自分のやるべきこともやりたいことも見つけられずに何もせず、無気力に過ごしていた平凡な高校生の僕のもとに、ある夏の日、美しい女の子がやってきた。
そして、彼女から、その後の僕の人生を変える教えを聞くことになる。
いつしか彼女に恋心を募らせていた彼の前に次第に明らかになっていく彼女の秘密とは・・・

物語の中で、夢の叶え方として「ライフリスト」の作り方があります。
一枚目のライフリストは、自分の欲しいもの、行きたいところ、やってみたいこと。
二枚目のライフリストは、自分の人生の中で他の人にやってあげたいこと。

一枚目のライフリストで書いたものは、結果として手に入るものであって、それを目標にして生きるものではない。
二枚目のライフリストを実現するような毎日を送ることによって、一枚目の内容を同時に達成できる。
自分が、人から何かをもらうことがあるとしたら、先に自分がその人のために何かをしたときだけだと・・・

この本を読み終え、病後の身体で考えました。
私は、今までどんな生き方をしてきたのか。
私は、夢を実現するために、人に何かをしただろうか・・・

たくさんの反省とともに、病気が治りまた元のように動けるようになれるなら、これから先は、他の人に何ができるかをまず考えよう。
そして自分の夢を考えよう。
もっともっと利他の心を持たなければ・・・そう考えました。

そして、すぐに一枚目のリスト（ＧＩＶＥ）と二枚目のリスト（ＴＡＫＥ）を作りました。
私の二枚目のリスト（ＴＡＫＥ）には、まず最初に「いつでも笑顔」と書きました。

現在は、元気に生活しています。毎日とても充実しています。
そして、「いつでも笑顔」を忘れずに実行しています。

夢は、結果として手に入るもの・・・
私のこれからの人生を大きく変える言葉でした。