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- 2023.5.15
- terado
気遣いとお節介
こんにちは。
事務員のてらどです。
入社してから2か月が経ちました。
まだまだ失敗することもあり
落ち込むこともありますが、
勉強になるし成長できる!
と、皆さんに励ましてもらい
日々、学んでおります。
実は、あまりに張りきすぎたのか
入社早々発熱してしまい
その時の出来事から
感じたことについて
お話をしようと思います。
熱があるのを感じた日は
全身の節々が痛く重く、
体を起こすにも夫の
介助がなくては
起き上がることができない程
ぐったりしてしまい
翌日は仕事を休ませてもらって
病院へ行くことにしました。
正直、座って待っているのも
辛い状況ではありましたが
なんとか気を持たせ
待合室で座っていると
『奥にベッドがあるので
横になりますか?』と
看護師さんが声をかけてくださったのです。
心の中で、辛い横になりたいと
悲鳴をあげていたので
そんな言葉をかけてもらい
何て、気が利くんだろう。
助かる。ありがたい。と、
心の底から感謝の気持ちが沸き、
帰るまでに何度もお礼を
言わずにはいられませんでした。
自分もこんな風に、
相手の心の声を察知した
気遣いができる人になりたいと思いながら
病院を後にしました。
ただ、気遣いをしたいと思いつつ
お節介にはなりたくないと思ってしまい
行動に移せないことはよくあります。
そもそも、気遣いとお節介とは
どう違うのでしょう。
『気遣い』にあって、
『お節介』にないもの
それは『観察力』なのだそうです。
お節介というのは、
親切が自分本位であり
自分の考えをベースにして
行動してしまうので
自分の好みや価値観を
相手に押し付けてしまい、
相手からするとストレスに感じ
『お節介』になるんだそうです。
気遣いというのは、
相手が何を好み
何に興味を持っているのか、
その人の性格や
習慣などから観察し、
相手の考えをベースに行動するので
ストレスではなく
感謝が生じるのだそう。
観察力を身につけるには
人を敬い思いやる気持ちで
相手の様子を観察し
自分ではなく、相手なら
どう考えるのかどうかを
想像してみることだと思います。
あの日、
私の表情や体調を観察し
横になりたいという心の声を
察知してもらったからこそ
心から感謝が
生まれたんだなと思います。
職場では、
職業訓練受講生の皆さんが
いろんな不安を感じながら
受講されていることも
多いなと感じます。
私も、相手の心の声を察知して
元気づけられる言葉が
かけられるような
観察力を身につけていきたいなと
思う出来事になりました。