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行動の4つのスタイル

なぎら
2012.11.14

なぎらです。

最近、販売・接客・営業スタッフ向けの研修として、
接遇研修と共にご要望が多い、DiSC研修について紹介いたします。

まず、D-i-S-Cとは・・・
人には「動機」「欲求」の違いがあります。
「動機」「欲求」の違いを、

D(主導傾向)
i(感化傾向)
S(安定傾向)
C(慎重傾向)

以上の4つの要素の強弱バランスで整理した、行動心理学上の理論です。
※ウィリアム・ムートン・マーストン博士)

DiSC1.JPG

研修では、自己分析ツールPPS(パーソナル・プロフィール・システム:行動分析シート)を用います。
PPSを用いることにより、
・自己理解と他者理解が進む
・自分がより力を発揮する職場環境が設定できる
・メンバーとのコミュニケーションが改善する
など、組織活性化や自己変革を促すことができます。

特に、最近力をいれているのは「顧客への対応性の向上」を目的とした研修です。
DiSCを用いた研修により、短期間で対応スキルの向上が図れるようになりました。

段階としては、
1.自分のセールス活動にある種の偏りがあることがわかる
2.自分の「当然」「当たり前」が通用しない顧客がいることがわかる
3.顧客が「なぜ」そのように振舞うかがわかる
4.効果的な接し方を学び、実践することですぐに「結果」としてあらわれる
以上のような研修効果が、数日間で達成できるようになりました。

人は、あるふとしたきっかけや状況がやる気を促したり、
逆に意欲をしぼませてしまうことがあります。
それがどういうきっかけかは人それぞれです。
また、仕事をするにもペースが速く、目標を短時間で達成しようとする人、
ペースはゆっくりですが、慎重に進める人など、行動様式に違いがあります。
これが、人間の個性の一つですが、こうした行動特性を明らかにして、
自己理解、他者理解を進めていけるのがDiSC理論なのです。