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言葉の心

なぎら
2012.9.18

柳楽です。

研修の中で、「あいさつ」や「お辞儀」の仕方をお伝えしますが、そもそも「あいさつ」とはなんでしょうか?

あいさつ(挨拶)の「あい」には、心を開くという意味、「さつ」には、その心に近づくという意味があります。要するに、あいさつとは、自分の心を開くことで、相手の心を開かせ、相手の心に近づいていく積極的な行為のことです。

このように、挨拶は「あなたの存在を見つけました。よろしくお願いします」という人間関係をスタートさせるためのコミュニケーションの第一歩と言えます。

ですから、自分では挨拶をしたつもりでも、小さい声で「どうも」とか「おはようございます」というだけでは、相手にきちんと伝わる挨拶とはいえないです。
自ら進んで、相手の目を見て、明るく、元気よく、心を込めてするのが挨拶の基本です。

そして、あいさつ言葉には意味があります。
「おはよう」は「お早くお起きになりまして、ご健康でおめでとう」
「こんにちは」は「今日はいい日でございますね」
「こんばんは」は「今晩はご無事に一日をお過ごしになっていい夜をお迎えになりましたね」を略した言葉です。

言葉にはそれぞれ意味があります。意味があるということはその背後に心があるということです。「心は形を求め、形は心を促す」という言葉もあります。

職場やお客様との人間関係に悩んでいる人は、まず何気ない「あいさつ」に意味があることを理解して、相手に対する祝福の意味を考えて行ってください。
きっと、関係が良くなってきますよ。