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桃の節句

しょうじ
2013.2.13

スタッフのショウジです。

 

夕方日が長くなったなと春の到来を感じさせますが、まだまだ寒い日が続きますね。
今日も急に気温が下がったなと思い外を見ると、雪がちらついていました。
我が家では寒さに負けず、元気に保育園に通ってくれる子ども達を見ているだけでこちらも元気になります。

先日、雛人形を飾りました。
今月2歳になる娘のために出したのですが、娘が人形に触れようとすると「ダメー!」と言って触れさせようとしない私…(^_^;)誰の雛人形か分からなくなりますよね。

私が子供の頃は毎年祖母が飾り付けをしてくれていて、私も時々手伝って飾ったりしたなたと思い出します。私自身4人姉妹なのですが家には7段飾りの雛人形が1飾りしかありませんでした。
子供の頃は一家に1飾りだと思っていましたが、そうではないことを恥ずかしながら大人になってから知りました。きっと母親も私たちに教えることができなかったのですね(*^_^*)


2月に入ってすぐ、「そろそろ雛人形の季節だな」と思い、でも「出す時期っていつだっけ?」と。
毎年分からなくなってしまうのはなぜでしょう?
それで雛人形について調べると、知らなかった由来など色々知ることができました。
みなさん知ってました?

ひな祭りは、古くから「上巳の節句」「弥生の節句」、さらにこの頃は桃の花が咲く時期なので「桃の節句」 などの呼び名があり、五節句(「人日」「上巳」「端午」「七夕」「重陽」)の一つにあたり、女の子がいる家ではこの時期にひな人形を飾り、白酒や桃の花を供えてお祝いしていたそうです。

ひな祭りの起源が中国までさかのぼれるとされていて昔、漢の時代の徐肇(じょちょう)という男がおり、3人の女児をもうけたにも関わらず、3人とも3日以内に死んでしまいました。その嘆き悲しむ様子を見た同じ村の人たちが酒を持ち、3人の女児の死骸を清めて水葬したことに由来しているとされているそうです。それが平安時代になると、「上巳の祓い」といって、3月3日に陰陽師を呼びお祓いをさせ、自分の身に降りかかる災難を自分の生年月日を書いた紙の人型にうつらせて川に流すようになったそうです。この厄払いの様子が今でも下鴨神社で行われる「流しびな」の行事に再現されています。

この紙のひな人形が発展し、現在の豪華なひな人形になったとされています。ひな壇をもうけるようになったのは、江戸中期からだそうですが、それまでは畳にじかに絨毯を敷き、人形や調度を飾っていたそうです。
そこから、ひな祭りでは、人形が身代わりになり、子供に災いが降りかからないようにという家族の願いや、人生の幸福が得られるようにという暖かい気持ちを込めて人形を飾るようになったそうです。

親になった今だからこそ分かる、親の気持ちが沢山詰まっているお祝いなんだと知ることが出来ました。
私も娘の幸福な人生を想い願いながら雛人形を飾り付けました。
でも、触らせるのはもう少し大きくなってからにしたいです(^_^;)