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個性を持った みんな大事な こどもたち Vol.3

なぎら
2013.2.11

なぎらです。

2006年から「子育て支援情報誌」で連載していました、
私の子育て体験記(学習障害LDの息子と歩む日々)をこちらで転載します。

今回は、Vol.3「発見」です。

過去の記事
Vol.1「始まり」 http://www.shimane-zinzai.jp/blog/2012/12/10/1104.html
Vol.2「気づき」 http://www.shimane-zinzai.jp/blog/2012/12/27/1553.html

この体験がきっかけで、私はカウンセラーという職業に興味を持ち、
その後、「キャリアカウンセラー」としての資格を取得しました。
現在は、様々な方々に対してカウンセリングを行っています。
人生何がきっかけになるかわからない・・・そんな体験です。

============以下、転載============

児童相談所での結果をもとに、
・担任の先生
・コーディネーター
・管理職の先生
・児童相談所の職員
・カウンセラー
そして私の6人で「学習障害 LD」についての報告会を開き、今後の進め方を決めました。

まず、夏休み中に病院で専門的な検査を受けることにしました。
検査は主治医の問診後、心理士のもとで
・グッドイナフ人物画
・TEG
・K-ABC
・ベンダーゲシュタルトテスト
・風景構成法
の5つの検査を受けました。

特に「風景構成法」の結果は、息子の心の大きな発見となりました。
この「風景構成法」は、山、川、家、人、などの10アイテムを言われた順に画用紙に描き、
最終的に風景画を完成させていくものです。
完成された風景画を見たとき、最初に驚いたのは画用紙の左側半分を占める、大きな山でした。
この左側半分は内面を示すものであり、山は本人が抱えている課題の大きさを示すといわれているそうです。
その上ぐっと迫ってくるような圧迫感もあり、
どうしてよいかわからない、不安な気持ちを抱えていることが伺えると言われました。

いつも笑顔いっぱいに楽しそうにしている息子を、
あまり悩まない楽天的な性格と決め付けていた私は、
大きな勘違いをしていることに気付き、改めて息子の力を発見しました。

小さい頃から苦手なことが多く、みんなの足手まといになり、
時には友達からキツイ言葉を言われ、涙がでることもたくさん経験しているはずなのに、
いつも笑顔いっぱいに”いま”を楽しむ力です。
この”いま”を楽しむ力は、自分の中の想いや願いが上手く表現できずに苦しい時、
くじけずに進んで行くための大きな力です。

どんな時にも前向きに、自分を信じて、そして仲間を信じて進んで行くための大事な力だったのです。
この”いま”を楽しむ力がなければ、息子は悲しみに押しつぶされ、
人を妬み、自分の殻の中に閉じこもっていたことでしょう。

他の4つの検査からも、新たな発見がたくさんありました。
母親として小さい頃から一緒にいても分からない、
気付かないことはたくさんあると言うことも大きな発見の一つでした。
そして息子の検査結果を夫と共有し、
今後の子育てや家庭教育について家族の心を一つにしました。

夏休みが終われば2学期の始まりです。
そこからが息子の新スタートです。