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応募書類の作成支援で感じたこと

しょうじ
2023.1.23

こんにちは。スタッフのしょうじです。

さて今回は、
応募書類の作成の支援をする中で
もっとスキルを上げていきたいと
思ったことについて書きたいと思います。

訓練では、授業の中で
応募書類を作成してもらうのですが
私は時々、そういった授業を担当しています。

その際に、職務経歴書や履歴書を
添削させてもらっているのですが
応募書類は、就職面接の前に最初に見られるので
添削をする側も、とても重要な役割だと思っています。

誤字脱字はもちろん
求人先に、魅力的な人だと思ってもらうために
客観的な目で見て
ご自身では気づけない
いいところがピーアールできるような
お手伝いをさせていただいているつもりです。

そこで先日も、受講生さんの応募書類を見せてもらうと
自己PR欄にご自身の魅力が
全く反映されていないように感じ
とても“もったいない!”と思ってしまいました。

その方は、普段の関わりの中で
いつも笑顔で、丁寧な挨拶をしてくださいますし
ドアを開け閉めする動作一つとっても
きちんとしていることが伝わるほど
とても所作が素敵な方だなと感じていたので
事務求人の応募なら
それをアピールすればいいのにと思ったのです。

なので、それらを盛り込んだ文章を提案すると
「それが長所ですか?でも普通のことですよね」
という返事が返ってきました。

案外人は、自分が当たり前にできることを
長所だと思えないものなんですよね。
私自身も、普通にしているだけなのに
感じがいいと言ってもらえることがあり
それがいいところだとは
なかなか思えずにいたことがありました。

その方も、初めは半信半疑な顔をされていましたが
書類に書いていくことで
徐々にご自身でも、それが求める仕事での
強みであると気づいていただき
応募書類が完成すると
自信を持って長所だと伝えられそうだと
とても喜んでいらっしゃいました。

その様子を見て
自分の良さに気づいていただけたことが
自分のことのように嬉しくなりました。

応募書類の支援に関わるようになって
私自身、相手の良いところを
とても見るような視点が持てるようになった気がします。

相手のいいところと
応募したい企業が求める人材とが
しっかりマッチするような応募書類が作れるように
もっとスキルを磨いていきたいと思えた出来事でした。