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登山で学んだ挨拶の大切さ

しょうじ
2022.10.17

こんにちは。
スタッフのしょうじです。

先日、小6の娘が
“最近学校行事の練習や準備が忙しくて、
1ヶ月がめっちゃ早かった~“と言いながら
小学校生活が残り僅かになることを寂しいと話していました。

母である私は
「充実していて何より!」と思いつつも
自分自身、
今年が後2ヶ月弱しかないことに焦りだしているのに
娘にはそんな素振りを見せないようにしている
今日この頃です^^;

さて、今回は
挨拶の大切さを体感して
改めて気づいたことについて
お話したいと思います。

“挨拶の大切さ”なんて
小学生でも知ってるわ!と
言いたくなるかもしれませんが
私も当たり前位の感覚で
思っていますし
足らない程度には
行っているつもりでいました。

ですが、
最近家族で登山に行く機会が何度かあり
山で出会った人と、挨拶を交わしたり
暖かい言葉をもらったりした時に
“挨拶”の奥深さを改めて感じて
私ももっと深めていきたいと
思いました。

登山をするようになって知ったのですが、
登山中に出会った人やすれ違う人と
皆さん必ず挨拶をします。

最初は不思議に思っていましたが
これは登山のマナーでもあるそうで
理由として
気持ちよく登山を楽しむためでもあり
山で何かあった時のために
お互いの顔を覚えておくためでもあるそうです。

そういったルールをみなさんもご存知なのか
どんな人でも必ず気持ちの良い挨拶をしてくれるので
こちらも躊躇することなく挨拶ができます。

それに挨拶だけじゃなく、
登りの人と下りの人がすれ違う時は
登りの人が優先と言ったようなルールもあり
みんなさん、譲り合いの気持ちをとても大切にしながら
登山を楽しんでいるのがとても良い関係性だなと思いました。

その上、お互い様精神からか
挨拶以上の言葉をもらう機会もあって
人の優しさや暖かさに触れて
大袈裟かもしれませんが
受容されているような感覚にもなりました。

ある時、私が頂上目前で
あまりにしんどくて辛い顔をしていると
下山してきた女性に
「後もうちょっとで頂上だよ。がんばって!」と
声をかけてもらったり
私が落としたサングラスをすれ違った人から
「サングラス落されませんでした?」と
声をかけてもらったりと
とにかく当たり前のように声をかけてくれます。

そんな風に声をかけてもらったことがとても嬉く、
私も誰かにしてあげたいなと思いました。

普段は自分から見ず知らずの人に話しかける事に
躊躇してしまいますが
山でかけてもらった嬉しい言葉や
受容的な挨拶を
自分から当たり前のようにできたら
人との関係性をより良いものにできそうだなと感じました。

それに、山で挨拶を交わしていると
同じ山頂を目指す同士のような、
共同体感覚が生まれているような気持ちになれるので
頂上まで一緒に頑張ろうという気持ちにもなります。

そんな感覚を職場でも持てたら
きっともっと楽しく過ごしていけると思いました。

なかなか普段の生活の中で、
気持ちの良い挨拶はいいことだと知っていても
出来てない自分がいるので
職場を山だと思い、
普段から気持ちの良い挨拶を心がけて
共感し合える関係作りをしていきたいと思います(^^)