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一年の重みを感じて・・・再スタート

なぎら
2013.6.21

なぎらです。

昨年の今日、私は体調の悪化から緊急入院をしました。
そして、命を救われ生かされた、意味のある一年でした。
”人生二度なし” ”今日一日” と考えて真剣に毎日を過ごしました。

先日、私の講座を受講された女性からメッセージが届きました。
その女性のメッセージには、
長年勤務していた職場を、病気が原因で離職されたこと。
就職活動の中で私の講座を受講し、私の生き方を感じて衝撃を受け
『自分も何かしたい!!』という気持ちが湧きだしたことなど
熱い想いが伝わるメッセージを頂き私自身とても感激をしました。

メッセージを何度かやり取りしていると、
私とその女性はとても境遇が似ていることがわかりました。

同世代であり、子供の年齢も同じ、仕事と家庭の両立をしていたこと・・・
そして、同じように大病を患ったこと。
すべてを通して、生きる意味、家族のありがたさなど改めて感じたことなど。

その彼女が、心の支えにされた「一休禅師」のお言葉を教えて頂きました。

以下、メッセージから転載します。
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一休禅師が亡くなる直前に 三巻の巻物を弟子たちに遺しました。
そして…
『この先、私が亡くなった後本当に困り果てたときにこれを開けなさい。
それまでは絶対開けてはならない』
と遺言し、遷化されました。

何年か後に寺に大問題が持ち上がり、寺の存亡の一大事になりました。
弟子たちは知恵の限りを尽くしましたが、妙案を思い付かずどうしようもなく困り果てていました。
その時、一休禅師が遺した巻物の事を思い出して、恐る恐る紐解いてみると…
巻物にはこう書かれていました。

一巻目…大丈夫
二巻目…心配するな
三巻目…なんとかなる
それを見た弟子たちは、あっけにとられて笑ってしまいました。

そしてその時に素晴らしい解決策を思い浮かべました。
『なんとかなる』と信じていたら本当に『なんとかなる』ものです。
『なんとかなる』だけではなく、人生は思いようで本当は『なんとでもなる』のかもしれません。

あなたが選んだ道…
あなたが選んだ生き方…
それ以下でも、それ以上でもない人生をあなたは歩んできたし、これからも歩んで行く。
途中で何があっても大丈夫。
それはそれで良かったこと。
行く道にこだわらず、いかなかった道にもとらわれず。
深刻に考えて歩もうと、笑い飛ばしながら走ろうと、その道程は違っても、
物事は落ち着くところに落ち着くようになっている…

人生には…色んな事が起きます。
ちょうど良い時にちょうど良い事が起きます…
そして…
どんな絶望的な事が起きても…
勇気を持って…
『なんとかなる』と思って自分を信じて、自分を大事にしてあげてね!!
『大丈夫』
『心配するな』
『なんとかなる』
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私もこれからのかけがえのない人生を、
『大丈夫』
『心配するな』
『なんとかなる』
と、念じながら笑顔で精一杯生きていきます!