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笑顔の持久力

なぎら
2013.2.4

なぎらです。

相手が抱く、自分の印象について考えたことがありますか?

研修の初めに自己紹介をしますが、皆さん緊張しているからでしょうが、
非常に表情がかたく、ぎこちなく、近寄りがたい・・・そんな方がたくさんいらっしゃいます。

しかし、中にはとても感じの良い方がいらっしゃいます。
その方々に共通しているのが、「笑顔の持久力」です。

人は出会った時に、「外見」でのイメージが悪いと、
その後の関係をつくる上で大きな壁になる可能性が高くなります。
相手が最初に持ったイメージを変えるには、多くの時間とエネルギーが必要になります。
この現状を「初頭効果」と呼び、最初に持たれたイメージを変えるのは難しいと言われています。
この初頭効果で一番影響をうけるのが、外見の表情(笑顔)です。

学生の頃、誰にでも好かれる友達がいました。
とにかく、彼女の周りはいつも人が集まる。
クラス替えをしても、その日のうちに友達が数人できる。
私も、なんだか彼女のそばにいるだけで幸せな気持ちになる・・・
どうしてだろう?彼女の魅力はなんだろう?とあるとき真剣に考えました。
すると、気が付いたのです!彼女の魅力の基「笑顔の持久力」に。

友達の表情はいわゆる「口角がしっかりと上がった見本のような笑顔」ですが、
いつ見ても彼女は「笑顔」なんです。どんな時でも・・・

私も、彼女の笑顔の真似をして密かに笑顔トレーニングを始めました。
口角を上げ、ほほ骨を上げ、優しい笑顔づくり。
顔の筋トレとして、毎日続けていくうちに、いつしか「笑顔」が簡単に作れるようになりました。

けれども、その笑顔が長く続かないのです。というより、顔が痛くなるのです(顔の筋肉痛?)
自然な笑顔というのは、作るのは大変そして長く続けるのはもっと大変です。

笑顔がチャームポイント!とおっしゃる方も、ほとんど一瞬の笑顔で終わっています。
人の印象は、一瞬の笑顔ではなくその笑顔がどれだけ続けられるのかがポイントのようです。
少なくとも、笑顔は5秒キープを目標に、
できればずっと微笑みを絶やさない顔の筋肉づくりを目指してほしいです。

相手は一瞬の気合いを入れた表情より、気を抜いているときの表情を見ているもの・・・
初頭効果である出会いの瞬間を、笑顔の持久力でもっと効果的にできれば、
人生そのものが大きく変わってくると思います。

相手が感じるあなたの印象は、自分で意識して作るものなんです(^o^)