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あなたにとって仕事とは?

なぎら
2013.1.18

なぎらです。

2013年も始まり、半月以上たちました。
会社の中では7日から求職者支援訓練も始まり、訓練生と社員でにぎやかに過ごしています。
私は、社外で毎日のように研修を行わせていただいています(^.^)

私が行う研修では、必ず最初に皆さんにお聞きすることがあります。
それは・・・「あなたにとって仕事とは?」です。
その質問に対する応えは・・・

「生活のため」
「収入を得るため」
「がまんする、ストレス」という消極的な仕事観と

「社会に貢献する」
「自己成長をする場所」
「自己実現の手段」という積極的な仕事観に概ね分かれます。

どちらの応えが良いか、悪いかを問うているのではないのですが、
どんな気持ちで仕事に取り組んでいるのかで、仕事の成果が変わるということをお伝えします。

私は18歳で社会人になりました。
自分の希望していた職種ではなかったのですが、親の勧めや学校の推薦もありなんとなく入社しました。
入社してからしばらくは、
「考えていた仕事とぜんぜん違う」
「私は、こんな仕事をするために社会人になったのではない」
「もっと、私にあう仕事があるはず」
と思い込み、仕事は「我慢する場所」という仕事観で業務に取り組んでいました。
しかし1年後、あることがきっかけで私の仕事観は大きく変化しました。

そのきっかけとは、全社で取り組んでいた「QC活動」のグループリーダーになったことです。
QC(Quality Control)とは、製品の品質を一定のものに安定させ、かつ向上させる為の様々な管理のことです。
QC活動を通して、「現状把握」→「目標設定」→「対策」→「効果の確認」→「今後の課題」
いわゆるPDCAサイクルを学びました。
このPDCAサイクルを回すことにより、より効果的な仕事の成果を実感することができました。
すると、今まで嫌だ嫌だと思っていた自分の仕事に対してムクムクと「やりがい」が湧いてきました。

「やりがい」とは、他人から与えられるものではなく、自分自身で見出すもの。

まさに、私はQC活動を通して、仕事の「やりがい」を見つけたのです。
そこから私の仕事観は大きく変わり、仕事とは「問題解決と自己成長の場」であると考えるようになりました。

18歳で社会人になってから、四半世紀以上経ちましたが、
この仕事観のおかげで、どんな時でも仕事に対して感謝と喜びを感じられるようになりました。
そして、人生においてもPDCAサイクルを回すことが癖となり、
自分の夢(目標)を叶えることが、時間はかかりますができるようになりました。

自分自身の仕事観を見つめなおすことで、よりよい未来を描き動き出していただくために、
私の研修では最初に皆さんにこの仕事観について考えていただくことから始めています。

あなたにとって仕事とは?・・・・